遺産相続が発生する前でも依頼は可能

相続税に関する相談を税理士に行う場合、実際に遺産相続が発生してから依頼する人が多いでしょう。しかし税理士への相談は、遺産相続が発生する前であっても依頼することが可能になっています。遺産相続が発生していないのに、何を税理士に相談するのかわからないと思う人もいるでしょうが、主な相談内容と言えば、相続税や贈与税の対策、遺言書の作成方法の相談、不動産などの評価を事前に行うことでしょう。これらは遺産相続発生前であっても問題ありません。

相続税と贈与税はとてもよく似ていますが、相続税は被相続人が亡くなったときに遺産を引き継ぐと発生する税金です。それに対して贈与税というのは、被相続人が健在のときに遺産を引き継ぐと発生します。この2つは税率がかなり異なっているので、税理士に相談をして、できる限り税金を少なくするように、事前に相談をするという人もたくさんいます。生前贈与をうまく用いることで、相続税を少しでも減らすことができるため、遺産相続前でもできる対策はたくさんあるのです。

また、兄弟が多い場合や、遺産を相続する人が多い場合には、身内同士で争いが勃発することもあるのですが、このようなトラブルを少なくするためには、遺言書の作成が不可欠だと言えるでしょう。遺言書は一生に1度しか書くことがないので、どのように書けばよいのか、書いたらどうすればよいのかということは、普通の人ではよくわからないことも多いのです。このような遺言書に関する相談も税理士は受け付けているので、やはり事前に相談する人がいます。

遺産の評価は一般的に遺産相続が発生したときに行うのですが、事前にある程度不動産などの評価額を知っておくことで、節税対策ができるのです。そのため、遺産相続が発生する前に評価額を知っておくことで、どのような方法が最も相続税の支払いが安くなるのかを検討しておく人もいます。相続税もどんどん支払額が増えているので、少しでも安くなる対策が打てる税理士を探すことが重要です。