相続税理士の契約は慎重に行う

税理士に依頼する場合には、しっかりと説明を聞いてから契約という形になります。税理士事務所に行ったら最初に面談を行い、報酬や業務内容、今後の流れなどを詳しく説明してもらうことになります。この後で契約という形になるのですが、契約は慎重に行わないといけません。遺産相続を行うときには、不動産など高額の資産を持っていると、かなり高い確率で相続税の支払い義務が発生します。相続税は税理士の力量で金額が決まると言っても過言ではありません。

しかも遺産相続を行うということは、家族の個人情報も知られてしまうことになるのです。そのため、本当に信頼できる税理士なのか、遺産相続に関する知識はきちんとあるのか、依頼者が満足するような形で遺産相続に力添えをしてくれるのかなどを確かめる必要があります。実際に依頼してみないとわからない面も多いのですが、この段階で即座に契約をするのか止めるのかを決めてほしいというような言い方をする税理士や、無理に契約させようとする税理士では話になりません。

本当に信頼できる税理士は、この場で決めてもらってもよいのですが、持ち帰ってもらって後日決めてもらっても結構です、というような言い方をします。無理に契約させない、素人ではわからないことでも詳しく説明してくれる、こちらから尋ねなくても有利に遺産相続ができるように手助けをしてくれる、というのが信頼できる税理士だと言えるでしょう。それを見極めるためには、面談をして詳しい説明を受けてからでなければ判断できません。

中にはこちらにあまり知識がないのをいいことに、節税のことには全く触れない場合や、遺産相続でトラブルになったときの対策なども一切説明してくれない場合もあります。普通はこちらから尋ねることが多いのですが、よい税理士というのは、こちらから尋ねなくても説明をしてくれるのが一般的です。後から税理士に文句を言っても、聞かれなかったから答えなかったなどという人もいるので、契約は慎重に行わなければいけません。